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【洗面所の壁紙リフォームのポイント】クロスの機能と費用相場
- 投稿日:2000年 3月15日
- テーマ:リフォームコラム
日々洗顔をしたり手を洗ったりする洗面所は、カビや汚れが発生しやすい場所です。
毎日使う場所だからこそ、清潔で快適な空間にしたい気持ちは皆様同じでしょう。
最近では、おしゃれで様々な便利な機能がついた壁紙クロスも多く販売されています。
こちらの記事では、洗面所・脱衣所におすすめの壁紙の選び方やおすすめ機能、張り替えにかかる費用などについてご紹介します。
【洗面所・脱衣所をおしゃれに】壁紙を選ぶ際のポイント
洗面所・脱衣所の壁紙を選ぶ際、4つのポイントをチェックしておきましょう。
狭い空間だからこそ、明るい色味を
住宅内では通常、ダイニングやリビングエリアがメインとなるため、洗面台や脱衣所は狭めになりがちです。
そのため、圧迫感や暗い印象を感じる空間になってしまう可能性があります。
明るい色味は空間に解放感を持たせる効果があるため、圧迫感をなくすために壁紙は明るい色味のものを選ぶと良いでしょう。
例えば、淡いオレンジやピンク、清潔感のある白色などがおすすめです。
周りのインテリアや家電と合う色味を選ぶ
洗面所や脱衣所に設置されている洗濯機や洗面台などの家電・インテリアとのカラーバランスも考慮しましょう。
家具や家電との色味がバラバラになってしまうと、全体の調和が崩れ視覚的にも疲れやすくなってしまいます。
どの色味にも調和しやすいものとして、白やホワイトベージュなどのシンプルな色味がありますが、色味のある壁紙を使用したい場合は、一面にだけ違う壁紙を貼るアクセントクロスがおすすめです。
最近では、淡いグリーンや水色、グレーなどのアクセントクロスが人気を集めています。
また、家電や家具だけでなく、洗面所には歯ブラシやタオル、化粧用品なども多いです。
小物の色味にも注意し、ごちゃごちゃしないようカラーコーディネートするのも良いですね。
床の色とも照らし合わし、全体の雰囲気に合う色味を選びましょう。
大きな柄は避ける
洗面所には洗面化粧台や、収納棚を設置されているご家庭が一般的です。
そのため壁紙の面積自体は、それほど大きくありません。
そのため、模様の大きな壁紙を使用する際、デザインが天井や洗面台の接合部で見切れてしまう可能性があります。
また、大きな柄は視覚的にも圧迫感を感じる効果があるため、洗面所がますます狭く感じられます。
柄入りの壁紙を採用する際は、大きなデザインを避け、ワンポイントの使用に留めましょう。
水や汚れをすぐ拭き取れる素材
洗面所は毎日の手洗いや洗濯の余洗い、洗顔などで水滴や汚れがつきやすい場所です。
手入れのし易さを考慮して、凹凸のないツルツルした素材もおすすめです。
表面にラミネート加工されているものであれば、汚れが浸透しにくく、サッと吹けば簡単に汚れをふき取ることができます。
【洗面所・脱衣所におすすめ】人気な壁紙クロスの機能
汚れ防止機能
洗面所や脱衣所では、洗顔や手洗いのたびに、気づかぬうちに水やお湯が周囲に飛び散ります。
壁紙にかかった汚れは、そのまま放置しておくと内部にまで染み込んでしまい、シミや跡が残りやすく取り除くのが大変です。
汚れ防止機能が施された壁紙は、内部への水や汚れの侵入を抑制する仕組みがあるため、汚れてもサッと拭くだけで汚れを落とすことができます。
日々の掃除を楽にしたいという方におすすめの機能です。
抗菌機能
洗面所や脱衣所の壁紙には、目に見えない菌も付着しています。
水やお湯の跳ね返り、洗濯機の使用による洗剤の散乱などで菌が増える可能性があります。
そのため、表面に「抗菌フィルム」がラミネート加工された壁紙を選ぶと良いでしょう。
消臭・臭い分解機能
洗面所や脱衣所では、洗面ボウルや排水口の汚れが原因で不快な臭いが発生する可能性があります。
臭いを吸着し消臭する機能がついた壁紙は、こうした悪臭の問題に対して効果的です。
防カビ機能
洗面所や脱衣所はカビも生えやすく、気づかないうちに青カビや黒カビ拡がることもあるので、防カビ機能のある壁紙がおすすめです。
吸放湿機能が備わっていると、カビの繁殖を抑える助けになります。
家族の健康を守るためにも、清潔な空間を保つよう心がけましょう。
防水機能
結露によるカビの予防のためには、洗面所・脱衣所には防水機能のある壁紙を採用することをおすすめします。
特に洗面台の周りは、水滴が飛ぶため、結露が発生することがあります。 水に強い壁紙であれば、壁の内部への水分浸透が難しく、手入れも容易です。
費用相場
洗面所の壁紙張り替えリフォームにかかる費用
クロスの品質により変動しますが、1㎡あたり約1,600円~となります。
6帖程度の天井と壁4面を施工する場合、材料費や廃材費を含めても総額で約3~5万円程度で済むことが一般的です。
面積が大きくないため、ハイグレードなデザイン性の高い壁紙クロスを選んでも、費用が過大になりにくいのが利点です。
壁の下地が湿気やカビの影響で損傷している場合は、工事費用が高額になる可能性があるため、予算内でできるリフォームプランをリフォーム会社に相談すると良いでしょう。
また、マンションの場合と一軒家の場合とでも費用が異なるため注意が必要です。
洗面所の壁紙張り替え費用を抑えるには?
無地のクロスならスタンダードなグレードのものを選ぶ
壁紙には、スタンダードクロスとハイグレードクロスがあります。
無地のクロスへの張り替えを頼む場合、スタンダードグレードの壁紙を選ぶと費用を抑えることができるでしょう。
スタンダードグロスは、ハイグレードクロスと比較し色柄や質感のバリエーションや機能性にやや劣ります。
最近では、ハイグレードの壁紙でなくとも色や機能が豊富になっており、コストパフォーマンスにも優れているため人気を集めています。
DIYで行う
DIYは、仕上がりにはプロに依頼する場合と差が出るものの、人件費が発生しないため費用を抑えることができます。
DIY作業は手間がかかり、未経験者は空気が入ったりつなぎ目が目立つなどの問題が生じやすいため、後悔しないためにも不安な方は業者に依頼することをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。洗面所や脱衣所の壁紙の選び方をご紹介しました。
水滴が飛ぶ機会が多い場所ですので、標準のクロスではなく、機能性があるものをお選びいただくと良いでしょう。
リホームプラザでは、洗面所の内装だけでなく、設備の交換も含めたリフォームを行っております。
ぜひこちらもご覧くださいませ。
【補助金対象】高断熱浴槽とは
- 投稿日:2000年 3月15日
- テーマ:リフォームコラム
日々の疲れを癒すバスタイムは、誰しもが楽しみにしている時間の一つでしょう。
しかし、「お湯を沸かせても時間が経つと冷めてしまう・・・」「追い焚きが多くガス代が心配・・・」
などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「高断熱浴槽」です!
この記事では、高断熱浴槽のメリットやおすすめのメーカー製品、
さらに、お得にリフォームできちゃう補助金情報についてご紹介します!
目次
高断熱浴槽とは
高断熱浴槽とは、熱を逃がさないように設計された浴槽のことを指します。
この高断熱浴槽の最大の特徴は、その名の通り「高い断熱性能」にあり、
通常の浴槽では長時間湯を保つと熱が逃げてしまい、湯温が下がるのが一般的ですが、
高断熱浴槽では浴槽の周りに高断熱材を使用しているため、浴槽内部の温度を一定に保つことができます。
JIS(日本工業規格)による、お湯の冷めにくさに関する性能試験をクリアした製品が「高断熱浴槽」として各メーカーから販売されており、
近年では、省エネ性も高く節電効果もあることから、高断熱浴槽を採用するご家庭が増えてきているようです。
高断熱浴槽のメリット
高断熱浴槽のメリットについて押さえておきましょう!
1.経済的
高断熱浴槽はとても経済的です。
優れた断熱性によりお湯の温度が長時間保たれ、お湯炊きの頻度が減り、ガスや電気の使用量の大幅な削減が見込めるためです。
ついつい追い炊きをしてしまいがちな冬場においてこそ、高断熱浴槽は実力を発揮するでしょう。
2.環境に優しい
高断熱浴槽はエコフレンドリーな製品です。
エコ意識が高まる現代においては、過度な追い炊きや足し湯に伴う無駄なエネルギーの消費を減らし、CO2の削減に繋がることは魅力的です。
3.快適なバスタイム
快適なバスタイムには高断熱浴槽が欠かせません。
せっかくのバスタイム時にお湯がぬるくなっていたり、底の方が冷たくなっていてがっかりした、そんな経験ございませんか?
特に家族の多いご家庭の場合は、そうしたトラブルはつきものです。
しかし、保温性に優れる高断熱浴槽ならストレスフリーなバスタイムを楽しむことができるでしょう。
【高断熱浴槽】おすすめの商品をご紹介
いざ高断熱浴槽への交換をお考えの方でも、「実際にどういった商品を選べばいいのかわからない...」
といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おすすめの高断熱浴槽の商品をメーカー別にご紹介します。
1.TOTO「サザナ」
クッションのように柔らかく、暖かい。高断熱浴槽といえば、TOTOの「サザナ」です。
浴槽を断熱材で包みこんだ「魔法びん浴槽ラクかるふろふた」や「お掃除ラクラクほっカラリ床」など、
冷気を遮断し、暖かさを保ち続ける断熱構造に定評があります。
2.LIXIL「スパージュ」
保温だけでなく、省エネ性も大切にしたい。そんな方にはリクシルの「スパージュ」です。
浴室の天井・壁・床に保温材を施工し、さらに、高断熱浴槽と高断熱のフタのダブル保温構造でお湯を冷めにくくする「サーモバスS」を採用しています。
何より驚くべきはその省エネ性能です。
リクシル公式ページによると従来のものと比較しサーモバスSのご使用で、都市ガスの場合では年間4,500円、プロパンガスの場合では年間7,400円お得になるというデータもあります。
3.クリナップ「ラクヴィア」
温もりとリラックスを感じるテイスト、クリナップの「ラクヴィア」もおすすめです。
天井や壁、フロアの裏側まで浴室全体を保温材でパックされていて、温かいお風呂時間を過ごせます。
サンドイッチ天井、サンドイッチパネルという新構造などで、入浴後30分でも浴室は20℃以上。あたたまりやすく冷めにくいから快適環境を省エネでキープされます。
浴槽は4時間たっても2.5℃しか 湯温を下がらないので次の人にも暖かくてエコな浴室です。
4.タカラスタンダード「グランスパ」
最後に紹介するのは、タカラスタンダートの「グランスパ」です。
浴室のあらゆる面に分厚い保温材を施すなど、冬場でもしっかりあたたかさをキープできる【パーフェクト保温】。
浴室全体を包む保温材を標準装備されています。
浴槽は、浴槽外側に保温材を吹き付けた高断熱浴槽と、保温材入りの断熱風呂フタをセットで使うことでさらにあたたかさが長続きします。
他にも、汚れにくい壁材で掃除の手間を省く機能など、様々な機能が搭載されています。
【浴室リフォームの費用】補助金はつかえる?
浴室リフォームの費用相場
高断熱浴槽を導入する際の浴室リフォームの費用には、商品価格や取り付け工事費用、補修・改修費用などが含まれ、全体的な費用相場は、約100~300万円となります(実際の金額は施工状況・場所・商品により異なります)。
工期は数日~1ケ月ほどと言われています。
しかし、実際の費用と工期は浴槽の種類やリフォームの内容により大きく変動することを押さえておきましょう。
補助金はつかえる?
高断熱浴槽の導入に際しては、自治体や国の補助金を利用することが可能です。
「子育てエコホーム事業」
「子育てエコホーム事業」は、エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯が、省エネ性の高い住宅を取得しやすくするための補助金制度です。
高断熱浴槽だけでなく、浴室のバリアフリー対応や浴室乾燥機の設置、窓の断熱性向上などにも適応されます。
支給条件
対象となるのは、リフォーム工事が以下の条件を満たす必要があります。
①申請者がリフォームする住宅の所有者等であること(個人、法人、管理組合、賃借人)
②「子育てエコホーム支援事業」の登録事業者が工事を請け負うこと
③2023年11月2日以降に着工し、2024年12月31日までに完了する工事であること
期間
交付期間は、2024年3月下旬~予算上限に達するまでとなっています。
申請方法や補助金額など、 詳しい情報は「子育てエコホーム支援事業ご紹介ページ」をご覧ください!